長女を妊娠するまでの出来事を思い出してみた
振り返ると、長女妊娠は簡単なものではなかった。
1年以上も自然妊娠が叶わずクリニックに通い、タイミング法、卵管造影検査、ホルモン注射を打った。夫にも協力してもらい精液検査もやってもらった。
仕事の都合や心身的に厳しいなと判断し、治療をステップアップすることはせず、
体質改善を試みようと信頼のおける先生に漢方を処方してもらうようになり、ようやく妊娠の陽性反応が出た。しかし妊娠初期の繋留流産になってしまった。
掻把手術後の妊活は半年後。
その期間を待ち、再び妊活を再開してすぐに長女の妊娠がわかった。
結婚して3年のころだ。
文章にしてみると悲壮感が漂うが、夫婦二人の生活はそれはそれは楽しいもだった。
平日は仕事終わりは晩酌か散歩、休日はゴルフや登山、アウトドア、海外旅行を楽しんだ。
過去を振り返ればきらきらとした思いでである。
あの時は、ただただパートナーを一番に思いやり、共通の趣味を見つけて没頭した。
時々未来に訪れるあたらしい家族に期待を持ちながら。