初節句。雛人形どうする?
ついに初節句の時期が迫っている。
3月生まれの為、初節句まで最も時間があるというのに、必要な雛人形をまだ準備していない。
ネットで調べると目玉が飛び出しそうなくらい高い・・・かなり甘く見ていた。
両親が買ってくれないか、期待半分でギリギリまで連絡を待っていたが
父『赤ちゃんだから人形はわからない』
母『賃貸で置くところないから小さいのでいい?』
夫『ネットで見てるけど高いね〜』
義両親『初節句のイベントやるなら参加したい』
誰も方向性を示してくれない。
この家の舵取りは私の手にかかっている。
以下、私の脳内ループ↓
→小さいのもそこそこ高い。10マン前後。
→中途半端に高いのであれば大きいのにしたい。15マン~
→賃貸マンションだし置くところない。
→んじゃ小さいのにするか。 上に戻る。
しかしいざ娘が生まれると、きちんと選んであげたいと思うのだ。
高額な出費のため実物を見て買いたい。
調べると、近くの岩槻区(さいたま市)が人形の町だというので行ってみた。
岩槻、かなり、人形押し・・・・!!!
今回はさいたま市岩槻にある2店舗へ行った。
特徴の異なる2店舗だったのでそれぞれ紹介したい。
小木人形
アクセスは駅から遠いため車が必須。駐車場完備。工場地帯の一角にある。
展示スペースはワンフロアで全種類の雛人形が一望できる。
接客も1組に1人つき、とても丁寧。
下調べもなし、無知な私にとっては
陳列形態、収納方法、価格差はどこで生まれるかが理解できた。
オリジナルパンフレットもいただけた。
人形の表情が8パターンあり、好きなものと着物を組み合わせる方式だ。
注意したいのは組み合わせで無限の選択肢が広がるため、時間にかなり余裕が必要だ。
人形の正栄
岩槻駅の徒歩3分圏内にある。
国道122沿いにかなり大きな看板があった曽根人形の姉妹店のようだ。
3階建ての建物で、1階はガラスケース入りやセットタイプ、つるし雛があり
2階はちょっとグレードの高い人形が、3階はさらにグレードの高い人形が展示されている。
こちらも接客を丁寧にやっていただけた。
小木人形に比べると、陳列されている着物の種類が豊富のように思えた。
しかし、人形の顔も自由に選べるということであったが小木人形のように明確な種類分けがないので、陳列しているものの中から選ばなくてはならない。
顔で選ぶか着物で選ぶか
ぱっと見の豪華さや好みは着物が判断基準となるだろう。
『顔が命の吉徳~♪』という音楽が脳裏で流れるが
顔より着物の面積が圧倒的に大きい。
なので選ぶときは着物→人形の表情 の順番。
実物を見たい場合も着物の展示が多い店に行ったほうが良いと思う。
我々のように『買うか買わないか』から迷っているぐらいの人間には
人形の顔を決めてから着物を選ぶというのは、少しハードルが高い。
今回は人形の正栄で購入を決めたのだが決め手は
このお内裏様の着物素敵!なに、京都西陣織??!いいじゃん。
こんなノリだった。
そして購入した日が建国記念日で
『来週からは兜が並びます』と言っているぐらいだったからお店側としても売り切りたいようで、かなりお得に変えた。
ギリギリに揃えるのでもよいのであればこの時期をお勧めする。